内部政策立案合宿報告(2/11,2/12)

<内部政策立案合宿概要>

名称:内部政策立案合宿
日付:2/11~2/12 (一泊二日)
目的:Spring GEIL 2023のテーマでGEILメンバーが模擬政策立案をすることで、参加者により良い価値を提供できるように準備すること。


GEILのコンテストは4人の参加者と、議論をサポートするスタッフ(CC)、生活面や精神面をサポートするスタッフ(CS)の合計6人1チームで政策立案をします。
今回の模擬立案合宿では参加者役もGEILメンバーが務め、実際の政策立案を3チームに分かれて実施しました。
政策立案のテーマはSpring GEIL 2023と同様の「医療データの利活用」です。


医療データは専門的な分野ということもあり、難しい側面もありました。
ただ、GEILメンバー1人1人が真剣にリサーチを行い、お互いに情報共有をすることで難しいテーマながらも立案を進めていくことができました。
医療データの勉強になるだけでなく、コンテストの時にどのような点に注意を払う必要があるのか、参加者が躓きそうな部分がどこか、などのコンテストの準備という側面でも多くの学びが得られたと思います。

また、GEILのメンバーは議論するのが好きなんだなと思える場面が何度も見られました。


それぞれのチームで立案するだけでなく、2日目の午前にはチームごとに意見交換をする時間を設けました。
それまで、他のチームがどのような過程を踏んで立案をしているかの様子がわからなかった分、新しい意見や考え方を知る機会となったと思います。
他のチームとその時点での立案の内容を共有するだけでなく、立案への質問やアドバイスをお互いにしました。そうすることで、考えていた内容が整理されたり新しい意見や考えを知ることができました。


立案が終わるとそれぞれのチームが立案した政策の発表に移ります。スライドも全て各チームで作り発表に備えました。
発表時間は10分と一見長く思えるのですが、実際に発表するとなるとこの2日間の議論の流れや具体的な政策の説明をする必要があるため、上手に時間配分を考えないと重要な部分を話せずに終わってしまうため難易度は高いです。発表が終わると質疑応答に入り、GEILメンバーの容赦ない質問攻めに合いました。
発表と質疑応答が終わるとGEILメンバーは自分以外のチームの政策を採点し、その平均点によって3チームの順位がつけられました。

<内部政策立案合宿の感想>

 私(この投稿を書いている人)は、この立案合宿に議論をサポートするCCとして参加しました。この2日間、議論がうまくいかないときは自分のファシリテーションがうまくいっていないのではないか、間違った方向に議論を持っていってるのではないか、と不安でした。最後、政策として形になるのかも心配になりました。
 ただ、最終的には良い政策を発表することができたと思います。その時に思ったのは、途中議論が詰まったりした時間もテーマや問いへの理解を深める必要な時間であり、避ける必要はないということです。もちろん議論がスムーズに進むようにサポートをするのがCCの役割なので、議論が詰まらないようにするべきですが、議論が詰まることで生まれるアイデアだったりもあるんだなと実感することができる良い経験になったと思います。また、GEILのメンバーの社会問題への熱意や議論への真剣さを体感できました。意見の対立が当たり前のように出てくるのがGEILの議論の良いところだと思います。
 これを見ているSpringコンテストに参加する予定の人、4月からGEILに入ろうと考えている人、GEILでの議論、政策立案には非常に価値があります。ありきたりな議論や考えで終わるのではなく、その一歩先の議論ができるのがGEILの価値だと私は思います。GEILのコンテストに参加すること、GEILに入って一緒に活動することを楽しみにしてもらえると幸いです。

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