1/30 勉強会報告

若者と行政職員のDX時代を考える勉強会概要

テーマ「災害対策」
主催:若者と行政のDX 時代を考える会
日時:2023年1月30日(火)

企画・運営西田陽光一般社団次世代社研究機構理事長

<講師>

伊藤英(株式会社ベイシスコンサルティング新技術推進部 シニアマネージャー)

浅野大介(農林水産省参事官

臼田裕一郎総合防災情報センター・センター長

勉強会の様子

伊藤様からは、「ドローンから始まる『空の産業革命』ドローン業界のトレンドと防災への利活用」と題して、世界各地の開発状況などを含めた昨今のドローンの発展や災害時のドローンの活用、それに関連する被災時の情報収集についてご講演いただきました。講演の際には実際に小型のドローンの飛行やその操縦の様子を見させていただき、大いに盛り上がりました。ドローンの活用について、防災のみならず多分野への発展の可能性を感じると共に、その柔軟な活用についてもっと考えを深めていかなければいけないと感じました。

浅野様からは、ご自身のキャリアで災害に携わった際の経験談をご講演いただきました。具体的には東日本大震災の経験からのエネルギー安全保障への取り組みと、被災地への生活物資を送るサービス政策の二本立てでお話しいただきました。東日本大震災や熊本地震の際の現場での様子や、直面した課題、その課題に対する民官連携の取り組みなどについて詳しく伺うことができました。また、当団体が災害をテーマに政策立案コンテストをすることについて応援の言葉もいただきました。

臼田様からは、「防災DXの現状と今後の課題」と題して、能登半島地震で実践された防災DXについてや現場を重視したデータ集積の方法、情報の公開などについてお話しいただきました。ご自身が現地に赴いた際の映像を見せていただくと共に、発災当日や復興期間に研究員がどのように動いていたのかを伺うことができました熊本地震と能登半島地震の際の対応の変化として、各機関が情報を共有し一般公開するようになったことや情報伝達がオンライン化したことなどのお話しもあり、現場の様子をより詳しく知ることができました。

お知らせ

2月27 (火)にも勉強会を開催します。大学生限定でGEILメンバー以外でも勉強会に参加することができます。詳細に関しては参加を希望される方のみに後日お知らせしますので、参加を希望される方は学生団体GEIL公式Xまたは公式インスタグラムまでDMでご連絡ください。

 

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