【第25回 学生のための政策立案コンテスト 】環境事務次官 和田篤也様より応援のお言葉をいただきました。

 今年の8/27(日)から9/3(日)にかけて開催される、第25回 学生のための政策立案コンテストに先立ち、環境事務次官 和田篤也様に応援のお言葉を頂きました。

政策立案については、国会や行政が担い市民社会は受け身の立場というイメージが強かったかと思いますが、本コンテストにより学生の皆さんが斬新な視点から挑むことは極めて意義深いことと思います。

今回のテーマである「科学」は、私見になりますが、それ自体が目的というだけでなく、科学で人類的課題やニーズに応えるという側面がより大切にされるべきと常々思っています。もちろん、科学の進歩と充実は必要なものであると思いますが、それによって私たちがどんな未来を実現するのかということについて、社会合意形成の重要性も忘れてはいけないと思っています。

政策立案のプロセスにおいては、視野狭窄に陥ることのない大局的な視点、本質に迫る鋭く深い分析、更にはその結果を人々に共有・理解してもらうコミュニケーション力が必須だと思います。このような視点も持ちながら今回のテーマに果敢にチャレンジいただけることを願っています。

和田篤也様

1988年北海道大学大学院工学研究科修了後、環境庁に入庁。地方自治体、通商産業省、国際協力銀行などを経て、環境省において、地球環境局地球温暖化対策課長、廃棄物・リサイクル対策部廃棄物対策課長、環境再生・資源循環局総務課長、大臣官房審議官、政策立案総括審議官、総合環境政策統括官などを歴任し、現職の環境事務次官。



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