【第25回 学生のための政策立案コンテスト 】一橋大学長 中野聡様より応援のお言葉をいただきました。

 今年の8/27(日)から9/3(日)にかけて開催される、第25回 学生のための政策立案コンテストに先立ち、一橋大学長 中野聡様に応援のお言葉を頂きました。

~応援のお言葉~

 「学生のための政策立案コンテスト 2023」の開催、誠におめでとうございます。

 2019年、国連の気候変動サミットの壇上から年長者世代の不作為を痛烈に批判したグレタ・トゥーンベリさん(2003年生まれ)のスピーチが耳から離れません。気候変動、人口減少など、今日、生じている状況がほぼ正確に予測されていたにも関わらず、国際社会も日本も、その政策を形にするまでに、あまりにも長い時間がかかってきました。政策とは、誰のために、また何のために、いつまでに立案され、実行される必要があるのかを、年長者の世代は深く反省する必要があります。そのような現在だからこそ、大人世代の入り口に立つ皆さんが集い、多様な角度から課題を発見し、政策を立案するコンテストには大きな意味があると思います。もちろん、コンテストに向けて、新しい仲間をつくり、知見を広げる時間は一生の思い出になることでしょう。皆さん、おおいに楽しんで下さい!

                              中野聡様  

1959年生まれ。1990年、神戸大学教養部講師。1994年、同大国際文化学部助教授。1999年、一橋大学社会学部助教授。2000年、大学院社会学研究科助教授。2003年、大学院社会学研究科教授。2014年、大学院社会学研究科長・社会学部長。2016年、副学長(国際交流・広報・社会連携担当)。2020年、一橋大学長に就任。

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