今夏8月23日から行われる「学生のための政策立案コンテスト2020」開会に先立ち、衆議院議員元厚生労働大臣塩崎恭久様より応援のお言葉を頂きました。

政策

本年度のテーマである「教育格差」は今の日本社会には重要なテーマであります。教育格差の背景には経済格差、文化資源格差、意欲格差等が複雑に絡み合い、表面から推測されにくい問題があり、特に福祉的視座が求められています。

私が厚生労働大臣時代(2014年~2017年)には、真に子どもに優しい国を目指して取り組んだ「児童福祉法」等の抜本的改正に至りました。これについては、未来を担うこの国の子供たちの権利を守り、生きづらさの中にいる子どもたちに向き合える行政サービスの実現を目指して今も取り組み続けています。

皆さんが学生時代に「教育格差」をテーマに現場の声から政策まで幅広く学ぶことは、実に意義深いと思います。子どもの社会課題解決における「教育」と「福祉」は別々にとらえていては解決つかないものであり、他の多くの政策との関連が必須であります。さまざまな立場から、当事者意識を持ってこの国を考えていくことは、この国の未来を形成する大きな力になると信じています。

コロナ禍の夏、オンラインによる政策立案コンテストチャレンジが、参加者一人一人にかけがえの無い、有意義な時間となることを心から願っています。日本の未来を担う皆さんへ、心からのエールを贈りしたいと思います。そして、いつかみなさんと日本の為に一緒に仕事が出来ることを期待しています。

夏に開催される「学生のための政策立案コンテスト2020」の応募募集は締め切りました。たくさんのご応募誠にありがとうございました。

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