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学生のための
政策立案
コンテスト
8.23 - 9.6 2020

コンテストテーマ

教育格差

コンテストテーマ

教育格差

近代は人間に自由と平等をもたらしたのではない。
不平等を隠蔽し、正当化する論理が変わっただけだ
小坂井敏晶『神の亡霊』6 近代の原罪より

日本社会は身分制度から解放され、誰もが自由で公平な競争の中で「なりたい自分」を追求できる社会であると、そう信じられてきた。
しかし、そのような社会は虚構であった。
メリトクラシーの前提たる「公平な」競争は実際には生まれによって有利不利のある出来レースであり、学校教育は格差の再生産装置に陥った。
そのような環境下でも、子どもたちは「自由」という虚構を押し付けられ続けている。

何でも自由に行うことができるそのようなありがたい社会で失敗するのならそれはお前の努力が足りないのだ。

「自由」の名の下に、成功しなければその人の努力不足であるという自己責任論が正当化されているのである。
まさに「緩やかな身分制度」とでもいうべきものが私たちの社会に確かに存在している。
この事実を真に受け止めた議論がどれほどあろうか。
近年、大学入試制度改革を皮切りに世間の教育格差の関心は高まりつつある。
しかしながら、これらの関心はどこか「他人事」であるという意識を伴っている。
一人一人の子どもたちに寄り添いつつ、彼らの問題は「私たち」の社会の問題である延いては「自分ごと」であるとする意識は希薄であるように思われる。

教育格差が注目を集める今こそ私たち一人一人が「どんな社会を、どんな人を育てたいのか」という教育の本質を考え抜き、「格差をどうしたいのか」という思いの丈を伝え合い、自己責任論の建前ではない、真に「自由」と言える学びの環境を希求する中で、自己と他者の価値観の心髄に真摯に向き合うことが必要である。

学生団体GEILは本コンテストがそのような場の一つとなることを願ってやまない。

近代は人間に自由と平等をもたらしたのではない。
不平等を隠蔽し、正当化する論理が変わっただけだ
小坂井敏晶『神の亡霊』6 近代の原罪より

日本社会は身分制度から解放され、
誰もが自由で公平な競争の中で「なりたい自分」を追求できる社会であると、そう信じられてきた。

しかし、そのような社会は虚構であった。
メリトクラシーの前提たる「公平な」競争は実際には生まれによって有利不利のある出来レースであり、学校教育は格差の再生産装置に陥った。
そのような環境下でも、子どもたちは「自由」という虚構を押し付けられ続けている。

何でも自由に行うことができるそのようなありがたい社会で失敗するのならそれはお前の努力が足りないのだ。

「自由」の名の下に、成功しなければその人の努力不足であるという自己責任論が正当化されているのである。
まさに「緩やかな身分制度」とでもいうべきものが私たちの社会に確かに存在している。
この事実を真に受け止めた議論がどれほどあろうか。

近年、大学入試制度改革を皮切りに世間の教育格差の関心は高まりつつある。
しかしながら、これらの関心はどこか「他人事」であるという意識を伴っている。
一人一人の子どもたちに寄り添いつつ、彼らの問題は「私たち」の社会の問題である延いては「自分ごと」であるとする意識は希薄であるように思われる。

教育格差が注目を集める今こそ私たち一人一人が「どんな社会を、どんな人を育てたいのか」という教育の本質を考え抜き、「格差をどうしたいのか」という思いの丈を伝え合い、自己責任論の建前ではない、真に「自由」と言える学びの環境を希求する中で、自己と他者の価値観の心髄に真摯に向き合うことが必要である。

学生団体GEILは本コンテストがそのような場の一つとなることを願ってやまない。

コンテスト形式

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オンライン形式

初対面4人制

スタッフのサポート

オンライン形式

初対面4人制

スタッフのサポート

コンテストの魅力


ここでしか出会えない仲間

GEILのコンテストに参加することでしか出会えない仲間がいます。コンテストでは、初めて会う班のメンバーの意見を聞きながら議論を進めます。新たな仲間と過ごし時間の中で自分の視野が広がっていく、刺激的な体験となるでしょう。

徹底した“議論”と“アウトプット”

社会問題の解決策を1から作り上げるため、徹底した議論とアウトプットを重ねます。考えて終わりではない政策の奥深さを体験できるのはここだけ。

価値観の刷新
 
立案を行う中で様々な価値観に触れ、人と、自分と向き合います。新たな仲間と過ごす時間は、自分の視野が広がっていく刺激的な体験になること間違いありません。

ここでしか
出会えない仲間

コンテストでは、初めて会うメンバーとチームを組んで議論を進めます。様々なバックグラウンドを持つ優秀な学生に出会えるチャンスです。

徹底した
“議論”と
“アウトプット”

社会問題の解決策を1から作り上げるため、徹底した議論とアウトプットを重ねます。考えて終わりではない政策の奥深さを体験できるのはここだけ。

価値観の
刷新

立案を行う中で様々な価値観に触れ、人と、自分と向き合います。新たな仲間と過ごす時間は、自分の視野が広がっていく刺激的な体験になります。

スケジュール


8月23日(日)
参加者たちが初めてオンラインにて一堂に会します。基調講演では上智大学准教授 相澤真一様よりご登壇いただき、濃密な2週間が始まります。

8月24/25日
ヒアリング
政策や、教育格差について産官学の立場から取り組む社会人の方々からお話を伺います。現場の生きた声を政策案に吹き込んでいきます。
戦略策定
GEILのスタッフのサポートの中、チームとともに教育格差の解決に効果的な政策を議論します。

8月26日 休憩

8月27日
二回目のヒアリングです。一回目とは異なる現場で活躍される方々からお話を伺い、多角的に課題の構造を見つめていきます。

8月28日
終日戦略策定を行います。

8月29日
終日戦略策定を行います。

8月30日 休憩

8月31日
政策案発表に向け、「良いアイデア」では終わらない、実現性ある政策案政策になるようアドバイスをいただきます。

9月1日
終日戦略策定を行います。

9月2日 休憩 

9月3日
政策案発表前の最後の戦略策定になります。それまで議論し、作り上げたものを「伝える」までが政策立案です。要点が簡潔にまとめられた、説得力のあるプレゼン作成が求められます。

9月4日
議論を経て完成した政策案を審査員に発表します。審査員の方々からプロの視点のフィードバックを頂き、政策案の改善を図ります。上位3チームが決勝プレゼンテーションに進みます。

9月5日 休憩 (審査日)
Day11 決勝プレゼンテーション
  9月6日
予選プレゼンテーションで決勝出場を果たしたチームは審査員からいただいたアドバイスのもと、最後のブラッシュアップを行います。 そして、ついに20チームの中で最も優秀な政策案が決定します。

9月6日

予選プレゼンテーションで決勝出場を果たしたチームは審査員からいただいたアドバイスのもと、最後のブラッシュアップを行います。 そして、ついに20チームの中で最も優秀な政策案が決定します。

応援のお言葉

相澤 真一様

上智大学総合人間科学部教育学科准教授

学生団体GEILの皆様が、コロナ禍の困難な状況のもとでも、オンラインで政策立案コンテストを開催しようとする熱意に、心から敬意を表するとともに、応援のメッセージをお送りいたします。

本年のテーマの教育格差は、多くの研究が積み重ねられながら、なかなか解決してこなかった難問です。日本国内の教育格差は、見えづらいことも多く、学校現場では問題の可視化自体がしばしば避けられてもきました。学生の皆様も自分の受けてきた教育に大きな不平等が存在したことを実感してこなかった人もいらっしゃるのではないでしょうか。

一方で、社会全体の必要とされるスキルが高まるなか、ひとり親家庭の相対的貧困率の高さや地域間の進学機会の不平等などの問題は、近年、見過ごすことができない状況となってきています。

日々、学問の先端を学ぶ学生の皆様が、自分たちの社会問題として、より当事者に近い立場から教育格差の問題を考えることには大きな意義があるはずです。今回の政策コンテストを通じて、皆様それぞれが日本社会の問題点に気づき、その解決に向けて、今後に活かしていけるきっかけとなるような2週間となることを心より期待しています。共に考えてまいりましょう。

松岡 亮二様

早稲田大学准教授

本人に変えることができない初期条件である出身家庭の社会経済的地位や出身地域といった「生まれ」によって学力や学歴といった結果に差があることが「教育格差」です。心情的には人生を自由に切り開くことができるという物語を信じたいところですが、「生まれ」と教育結果の関連は戦後日本に育ったすべての世代・性別で確認されてきました。

  データで「教育格差」という実態と向き合うと、自分にできることなんて何もないんじゃないか、と感じるかもしれません。少なくとも私は『教育格差(ちくま新書)』を執筆する過程で、何度も虚無感に襲われました。編集者や研究者仲間の助言と励ましがなければ書き上げることはとてもできなかったわけですが、この点、GEILの政策立案コンテストは、41組のチーム制に加えてスタッフの支援という、難題に取り組むための好条件が揃っています。課題の難しさに直面して投げ出したくなったとしても、お互いに励まし合いながら現実と理想の狭間で悩んだ上で実現可能性のある政策を言語化する、という素晴らしい機会になるはずです。 

 教育格差に対する政策を考えることは、そのまま拙著7章のタイトルである「わたしたちはどのような社会を生きたいのか」という問いと向き合うことを意味します。もっともらしい「何もしない・できない」理由を並べ肩を竦めて冷静さを装い現状を是認するのではなく、仲間と共に汗水垂らして徹底的に考え抜いた政策提案を期待しています。

応援のお言葉

portrait_s_001

相澤 真一様
上智大学総合人間科学部教育学科
准教授

学生団体GEILの皆様が、コロナ禍の困難な状況のもとでも、オンラインで政策立案コンテストを開催しようとする熱意に、心から敬意を表するとともに、応援のメッセージをお送りいたします。

本年のテーマの教育格差は、多くの研究が積み重ねられながら、なかなか解決してこなかった難問です。日本国内の教育格差は、見えづらいことも多く、学校現場では問題の可視化自体がしばしば避けられてもきました。学生の皆様も自分の受けてきた教育に大きな不平等が存在したことを実感してこなかった人もいらっしゃるのではないでしょうか。一方で、社会全体の必要とされるスキルが高まるなか、ひとり親家庭の相対的貧困率の高さや地域間の進学機会の不平等などの問題は、近年、見過ごすことができない状況となってきています。

日々、学問の先端を学ぶ学生の皆様が、自分たちの社会問題として、より当事者に近い立場から教育格差の問題を考えることには大きな意義があるはずです。今回の政策コンテストを通じて、皆様それぞれが日本社会の問題点に気づき、その解決に向けて、今後に活かしていけるきっかけとなるような2週間となることを心より期待しています。共に考えてまいりましょう。

松岡 亮二様
早稲田大学
准教授

本人に変えることができない初期条件である出身家庭の社会経済的地位や出身地域といった「生まれ」によって学力や学歴といった結果に差があることが「教育格差」です。心情的には人生を自由に切り開くことができるという物語を信じたいところですが、「生まれ」と教育結果の関連は戦後日本に育ったすべての世代・性別で確認されてきました。

 データで「教育格差」という実態と向き合うと、自分にできることなんて何もないんじゃないか、と感じるかもしれません。少なくとも私は『教育格差(ちくま新書)』を執筆する過程で、何度も虚無感に襲われました。編集者や研究者仲間の助言と励ましがなければ書き上げることはとてもできなかったわけですが、この点、GEILの政策立案コンテストは、4人1組のチーム制に加えてスタッフの支援という、難題に取り組むための好条件が揃っています。課題の難しさに直面して投げ出したくなったとしても、お互いに励まし合いながら現実と理想の狭間で悩んだ上で実現可能性のある政策を言語化する、という素晴らしい機会になるはずです。

 教育格差に対する政策を考えることは、そのまま拙著7章のタイトルである「わたしたちはどのような社会を生きたいのか」という問いと向き合うことを意味します。もっともらしい「何もしない・できない」理由を並べ肩を竦めて冷静さを装い現状を是認するのではなく、仲間と共に汗水垂らして徹底的に考え抜いた政策提案を期待しています。

過去参加者の声

 自分から発信することの重要さを知りました。元々自分に自信がないために、明確な主張をするのが苦手でした。 
しかしチームメイトは自分の意見をしっかり受け止めてくれてくれ、良いものは受け入れ、甘いものは甘い点をしっかりと指摘してくれました。 
必要なのは完璧な知識ではなく、お互いにしっかり主張した上で協力しながら組み立てていくことなのだ、と実感しましたね。

村上あやめさん

九州大学法学部
学生のための政策立案コンテスト2019参加

GEILのイベントの議論の質の高さや、いらっしゃる社会人の方などのレベルの高さを感じました。
見聞きすることに終始したり、社会問題を表面的に議論して満足感を得るようなイベントが多い中、GEILは特異だと思います。
ケースブックやヒアリングなどを活用した徹底的なインプットに基づき論理的なアウトプットを出すことへ重点が置かれているところが魅力的です。

逸見諒太さん

東京大学法学部
学生のための政策立案コンテスト2019参加

 自分から発信することの重要さを知りました。元々自分に自信がないために、明確な主張をするのが苦手でした。 
しかしチームメイトは自分の意見をしっかり受け止めてくれてくれ、良いものは受け入れ、甘いものは甘い点をしっかりと指摘してくれました。 
必要なのは完璧な知識ではなく、お互いにしっかり主張した上で協力しながら組み立てていくことなのだ、と実感しましたね。

村上あやめさん

九州大学法学部
学生のための政策立案コンテスト2019参加

GEILのイベントの議論の質の高さや、いらっしゃる社会人の方などのレベルの高さを感じました。
見聞きすることを終始したり、社会問題を表面的に議論し満足感を得たりする系のイベントが多い中で、GEILは特異だと思います。
ケースブックやヒアリングなどを活用した徹底的なインプットに基づき論理的なアウトプットを出すことへ重点が置かれているところが魅力的です。

逸見諒太さん

東京大学法学部
学生のための政策立案コンテスト2019参加

学生のための
政策立案
コンテスト
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政策立案
コンテスト

イベント詳細

日程 8月23日(日) ~ 9月6日(日)
対象 全国の大学生・大学院生
参加人数 80名
参加費 5000円
優勝賞金 20万円
実施方法 オンライン (Zoom・LINE等を使用)

応募方法

申込フォームを送信

「応募する」ボタンから
フォームにアクセス

事前課題に回答

前期〆切 7月19日
後期〆切 8月 10日

選考結果通知

8月15日頃に
お知らせ予定

日程 8月23日(日) ~ 9月6日(日)
対象 全国の大学生・大学院生
参加人数 80名
参加費 5000円
優勝賞金 20万円
実施方法 オンライン (Zoom・LINE等を使用)

応募方法

申込フォームを送信

「応募する」ボタンから
フォームにアクセス

事前課題に回答

前期〆切7月19日
  後期〆切8月10日 

選考結果通知

8月15日頃に
お知らせ予定

FAQ

チーム制のため全日参加が望ましいですが、臨機応変に対応いたします。
途中抜けの可能性がある方はお気軽に問合せフォームよりご相談いただければ幸いです。

そんなことはありません。
例年、様々な学部の学生が参加されており、中には理系の学生にも参加していただいています。
学部・専攻を超えた議論ができることも、本イベントの特徴です。

いずれの日も10時〜19時半の予定です。
途中で抜ける可能性のある時間帯があればあらかじめご相談ください。

※今後変更の可能性があります

参加には選考課題に取り組んでいただく必要がございます。
課題の提出期限は2回あり、1回目(前期〆切)が7/19(日)、2回目(後期〆切)が8/10(月)です。
前期と後期両方に提出していただくことも、どちらかのみに提出していただくことも可能です。

申し込みの際は前期に提出いただくことがおすすめです。
前期に通過された場合には参加費が4000円になり、通過されなかった場合でも課題のフィードバックを参考に後期に再提出することができます。

いいえ、その必要はございません。弊団体でチーム分けを行います。
全国から集まった学生80名の中から初対面の4人の組み合わせを作成いたします。

コンテスト1~2週間ほど前に事前にチームで交流できる機会を設ける予定でございます。
スタッフも交えて、楽しく交流できるコンテンツを準備しております。

はい。弊団体のスタッフが議論をサポートし、社会問題や政策の知識を補います。
また、弊団体で作成したCB(ケースブック)という資料集をお渡ししています。
これを使用することで、初めて取り組む方でも円滑に知識を共有できるようになっております。

共催

共催

 本イベントは上智大学総合人間科学部教育学科と共催しております。

  本イベントは上智大学総合人間科学部教育学科と共催しております。

後援

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協賛企業

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