今夏8月23日から行われる「学生のための政策立案コンテスト2020」の開会に先立ち、文部科学大臣萩生田光一様より応援のお言葉をいただきました。

 教育は、未来社会を拓く原動力であるとともに、学びに向かう者一人一人にとっては、自身の可能性を大きく広げ、自己実現を支える力を培う営みです。

文部科学省では、経済的な要因などに左右されず、誰もが将来に希望を持って学ぶことができる社会を実現するため、全国どこでも充実した教育が受けられる学校制度の整備や教育無償化などの取組を進めています。 

他方、家庭の経済状況が学力や進路に影響を与えることがデータでも示唆されているとおり、私たちはなお、そうした社会の実現に向け、手を緩めずに一層の取組を続けていかなければなりません。

志を持つ皆さんが今回「教育格差」をテーマに政策立案の議論に取り組むことは、この重要な社会課題について知見と問題意識を高めるのみならず、将来皆さんが社会と積極的に関わっていく力を培うことにつながるものであり、極めて有意義なことと確信します。

今年のコンテストはリモート形式とのことで、戸惑う場面もあるかもしれませんが、次代を担う皆さんには、こうした状況をむしろ新しい発展への好機と捉え、様々に工夫を凝らし、大いに議論し、仲間との研鑽に全力で励んでいただきたいと心から願っています。

 

 

衆議院議員 萩生田光一様 プロフィール

 

昭和38年8月31日 東京八王子生まれ。早稲田実業高等部、明治大学商学部卒業。

大学在学中より議員秘書として政治の世界に入る。27歳で八王子市議に当選後、都議会を経て平成15年に衆議院議員に初当選。その後党青年局長、内閣官房副長官等を歴任し令和元年に第4次安倍再改造内閣にて文部科学大臣に就任。

現在、夏に開催される「学生のための政策立案コンテスト2020」の参加者を募集中です。

全国の大学生・大学院生のみなさま、ぜひご参加ください。
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