「学生のための政策立案コンテスト2020」の開催を心よりお慶び申し上げます。さまざまな課題がある中で、考え、現場の声をすくい上げ、分析し、語り合うことはとても大切なことです。そして、その先に、実際にワークする具体的な政策として築き上げる力を培うことは最も重要なことだと考えています。
「こうしたら良いのに」「こうしたいな」を、イメージすることは全ての糸口です。一方で、「なぜこうなっているのか」「どうしてできないのか」を考えることも、同じくらい意義深く、その先へ進む鍵にもなると思います。そして、考えるだけではなく、実際に行動してみてください。現場に立つことでしか見えないものもあるからです。
最後に、国内課題のみならず、世界を広く捉える視点も若い世代の方々に持っていただきたいと思っています。それは数多ある国々の中で、自由に発想する時間と環境を持つことができた者の使命のひとつだとも感じています。皆さんのこれからに期待しています。