イベント情報
12日間にわたる政策立案コンテストの、決勝プレゼンテーションが9/4に行われます。現在Youtubeでの無料観覧を募集中ですので、ぜひ学生たちの議論の結晶をご覧ください!
私たちは現在、コロナ危機と気候危機という二つの世界的危機に直面しています。この重要な分岐点において、社会経済システムを持続可能で強靭なものに再設計(リデザイン)することが必要不可欠であり、そのために日本は今、「脱炭素社会」への移行、「循環経済」への移行、「分散型社会」への移行の「3つの移行」に挑戦しています。
このうち循環経済、サーキュラー・エコノミーとは、大量生産、大量消費、大量廃棄型のリニア経済に対して、資源が循環し、エネルギー消費も抑制される、すなわち捨てない経済であり、カーボンニュートラルの実現に不可欠な要素です。
今回の「学生のための政策立案コンテスト2021」において、今後日本を担っていく皆さんが循環経済、循環型社会をどうやって実現していくかを考え、活発に議論されるとともに、本コンテストを通じて問題意識を高め、今後一緒に循環経済や脱炭素社会の実現に取り組むリーダーとなっていただくことを期待します。
環境省事務次官 中井徳太郎様
東京大学法学部卒業。大蔵省入省後、主計局主査などを経て、富山県庁へ出向。日本海学の確立・普及に携わる。
その後、財務省主計局主計官(農林水産省担当)などを経て、東日本大震災後の2011年7月の異動で環境省に。大臣官房審議官、廃棄物・リサイクル対策部長、総合環境政策統括官などを経て、2020年7月より現職