学生団体GEILは関東の大学生を中心に総勢48名で活動しています。様々なバックグラウンドをもつメンバーが所属しており、入会した経緯や団体内における活動は多種多様です。この度、GEILを構成するケース局、運営局、渉外局、広報局、財務課に所属するメンバーにインタビューを行いました。このインタビューを読んで、GEILに興味をもってくれている方々に当団体のことをより知って頂けると嬉しいです!
インタビュー00|代表、副代表、各局長
代表、副代表、各局長のインタビューは以前にGEIL公式Instagramにて公開いたしました。以下のボタンをクリックすると代表のインタビューが閲覧できます。他の幹部のインタビューもぜひInstagramで探してみてください!
インタビュー01|ケース局
ー GEILに入ったきっかけは何ですか?
大学入学時点で官僚を志望していました。しかし、官僚になって何をしたいのかという目的が不明瞭で、また身近に同じものを志す人もいなかったため、共に日本の社会課題について考えられる仲間が欲しいと感じていました。そんな時にGEILの宣伝を見かけ、政策について勉強してコンテストを開催できる団体だということに興味を持ち、すぐ入会しました。入会当初は政策についての知識が不十分なことなど不安な点もありましたが、政策については入ってから勉強することもできます。同じ志をもつ仲間と出会うこともでき、今は入って良かったと思っています。
ーGEIL内での活動は主に何をしていますか?
私はケース局に所属しており、現在は主にコンテストのCC¹を統括する部で活動しています。コンテストでは参加者さんの補助のために必ずチームにCCがつきますが、CCを通して参加者さんにどんな価値を提供できるか考えたり、新たにCCとなるスタッフのトレーニングをしたりしています。自身の実力も未熟であり、進め方に悩むこともありますが、同じ局や部の仲間と協力して行っています。 また、私は渉外局も兼局しているため、企業様に対してご協賛のお願いをすることもあります。今はメールでのアポが主ですが、そろそろテレアポに移ろうという段階で、緊張しています。渉外活動による協賛はコンテストの開催に欠かせないものであるため、可能な限り貢献したいと思っています。
¹…1チームにつき1名つくファシリテーター
ー活動の中で楽しいこと、やりがいは何ですか?
一番記憶に残っているのは2回経験したCCの仕事です。入会して2ヶ月目の2days GEIL²でCCを初めて経験しました。GEILのコンテストは主役が参加者さんなので、参加者さんのしたい議論の流れを予測して、情報を提供したり議論を修正したりするのがCCの仕事です。もちろんCCは事前に準備をして臨むのですが、本番はやはり苦戦しました。参加者さんの意見をうまくまとめられず議論が詰まってしまうなど、反省点が多く見つかりました。ただ、参加者さんと一緒に政策を作りあげる過程は本当に楽しかったです。8月に行われる「学生のための政策立案コンテスト」³は2days GEILの反省を生かし、参加者さんの意見を尊重して議論を進められたと思います。期間が長いので参加者さんやGEILerとの距離が縮められたのも嬉しかった点です。
²…8月に行われる「学生のための政策立案コンテスト」を見据えて開催する2日間完結型政策立案コンテスト
³…少人数のチームごとに課題に向き合う日本最大級の政策立案コンテスト
ーこれからチャレンジしたいことは何ですか?
現在3つのコンテストを控えているのですが、春のコンテストではCS⁴の役割をさせていただくことになりました。今までは議論を通して参加者さんと関わってきましたが、今回はより参加者さんの内面に深く関われる機会があると思っています。参加者さんへの精神的なケアを通して、GEILに入会しようと思ってPreコンテストに参加してくださる方々によりGEILの魅力を伝えたいと思っています。
⁴…コンテスト参加者に寄り添い包括的なケアをするスタッフ
ー新入生へメッセージをお願いします!
GEILの魅力は人であることは間違いないと思います。日本に山積する課題を解決するために、自分に何ができるかを考えている素敵な人たちがたくさんいます。政策立案と聞くとハードルが高く感じるかもしれませんが、GEILの仲間と一緒に、日本で何が課題となっているのか、どうしたら解決するのか頭を捻るのは大学の授業では味わえない貴重な経験になると思います。GEILの仲間と活動したい方はぜひ入会してみてください!
インタビュー02|運営局
ーGEILに入ったきっかけは何ですか?
大学1年生の時から政策というものに関心があったものの、理系単科大学に籍を置いていることもあって自分の興味の向く分野に触れることができませんでした。そんな中、GEILの姉妹団体であるKINGに所属していた大学同期からGEILの存在を教えてもらい、ここで初めて政策立案コンテストを運営している団体のことを知りました。Pre GEIL¹や説明会に参加してみて、真に自分の学びたいことに手が届くと感じ、またPre GEILで出会った他の学生たちの議論力の高さや知識量の豊富さに驚かされ、GEILへの加入を決めました。
¹…新歓を兼ねた2日完結型の政策立案イベント
ーGEIL内での活動は主に何をしていますか?
現在は運営局副局長(学生対応部門担当)として、主にコンテストに向けてCS²のトレーニングやコンテスト中に実施するイベント等の設計を行っています。 昨年開催された「第25回 学生のための政策立案コンテスト」でCSを務め、二つのチームのサポートをしていました。しかし、自分も含め多くのCSが本来あるべき支援をすることができず、歯がゆい思いをしていました。今、私はその悔しさを足がかりに、CSを統括する学生対応部門担当として、コンテストで議論に熱中しているチームに対しどのようなサポートができるかを日々考え続けています。
²…コンテスト参加者に寄り添い包括的なケアをするスタッフ
ー活動の中で楽しいこと、やりがいは何ですか?
GEILには、大学では出会えないような個性ある人が多くいます。一緒に話をしたり政策について議論をしていると、対話の節々に賢さを感じることができます。そうした環境に身を投じていると、様々なものの考え方をする人たちに触れる楽しみを自然と得ることができました。 また、理系単科大学では自分で感知できる学問領域がどうしても小さくなりがちですが、文系理系を問わず様々な分野で学んでいる学生が集うGEILにいると、自分だけでは知り得ない幅広い分野にアクセスすることができます。官僚になることを目指している私にとって、GEILはこれ以上にない大変貴重な知識の宝庫であると考えています。
ーこれからチャレンジしたいことは何ですか?
1つは、コンテストの参加者の皆さんが議論・立案に熱中し、コンテストが終了した後で「参加してよかった」と感じてもらえるような環境づくりをするための仕掛けを考えることです。コンテスト期間中には、各チームに配属されるCSが適宜メンバーの精神的なサポートを行い、また議論の疲れを癒すレクリエーションタイムを実施します。CSはCC³とともにチームに最も近いところで参加者を支える役割を担うわけですが、コンテストが参加者の皆さんにとって満足のいく有意義なものになるためには、特にCSがいかにしてチームを支えられるかにかかっていると私は考えています。これから夏にあるコンテストに向けて、新しくGEILに加入してくれる新入生たちとともに、参加者さんにとって充実したコンテストを実現できるような技を研究していきたいです。 2つ目には、自分の知識や思考手段の幅と深さをさらに広げていきたいと考えています。学生団体GEILでは、年間を通して数多くの勉強会や議論の場が用意されています。また、活気ある学生たちとともに外部のイベントなどへ参加しに行くこともできます。こうした多種多様な機会を活用して、講師の方々やGEILに所属している学生たちから、普段の勉強では得られない見識と思考手法を吸収していきたいと思います。
³…1チームにつき1名つくファシリテーター
ー新入生へメッセージをお願いします!
受験勉強とは、大学入試突破という与えられたゴールに向かって、与えられた教材に記された知識を頭に叩き込み、それをアウトプットするという、一種の単純作業です。そして多くの場合、そこで得た「知識」は早々に失われていきます。果たして私たちは、そんな受験勉強を経て何かを「学んだ」ということができるのでしょうか。 学生団体GEILの活動を形式的に捉えると、政策立案コンテストを運営する団体、ということになります。外見上はその説明で正しいが、この団体の本質は「GEILでの活動を通していかに自身が変われるか」にあると私は考えています。GEILが活動するにあたっては、あらゆるものを学生主体で準備する必要があります。私たちの活動は、所属する学生たちの弛まぬ思考と懸命な努力によって成り立っているのです。 わずか1年半という短い在籍期間であるにも関わらず、自分が囚われていた世界の狭さを思い知らされ、そして様々な意味での「出会い」と遭遇することになります。能動的な活動の上で得られたそれらの「学び」は、そう簡単に欠けることのない、生涯の宝物になるでしょう。GEILでの活動を通して、ぜひ私たちとともに、自らを成長させていきましょう!
インタビュー03|渉外局
ーGEILに入ったきっかけは何ですか?
政策を学ぶことに興味があったためです。どんなキャリアを描くにしろ、国が実施している政策を理解しておくことがプラスになると考えました。
ーGEIL内での活動は主に何をしていますか?
主に2つの活動があります。1つ目の活動は、日本の課題について考え、現状を分析し、政策を立案することです。現在、私たちのケーステーマ¹は「災害」に焦点を当てていますが、それぞれの興味関心に応じて様々な分野を学び、興味を深めることができると考えています。 2つ目の活動は、渉外局特有のものであり、政策立案コンテストを開催するために企業から物品や金銭の協賛を募る活動です。どのような企業にアプローチすれば良いか、私たちの活動をどのように伝えれば興味を持っていただけるかなどを考えながら交渉を行っています。
¹…GEILが行うコンテストの課題文の根幹となるテーマ
ー活動の中で楽しいこと、やりがいは何ですか?
1点目は、政策立案と分析の面白さです。日本の課題に対する政策を立案するプロセスは、チームと協力して現状を分析し、解決策を考え出すクリエイティブなプロセスです。さまざまな視点から問題を見つめ、議論を通じて新しいアイデアを生み出すことが楽しいです。 2点目は、渉外活動のやりがいです。企業からの協賛を募る活動は、外交や交渉のスキルを磨く機会です。企業との交渉や提携によって、自分たちのプロジェクトに支援を得ることができた時の喜びは大きいものがあると思います。
ーこれからチャレンジしたいことは何ですか?
これからチャレンジしたいことは、さらに政策立案や渉外活動においてスキルを磨くことです。具体的には、より複雑な課題に取り組み、より効果的な解決策を見つけるために、政策立案プロセスにおける分析手法や議論の深化を目指したいと考えています。複雑で多岐に渡る日本の課題に取り組み、理解を深化させることは将来にも役立つと考えており、GEILで楽しみながら学びを深めることは一石二鳥だと思います。
ー新入生へメッセージをお願いします!
新しいサークル、団体に参加することで、たくさんの素晴らしい出会いや経験があると思います。自分の少しでも興味が持てたものを何でもとりあえずやってみると熱中できるものが見つかると思います。
インタビュー04|広報局
ーGEILに入ったきっかけは何ですか?
「第25回 学生のための政策立案コンテスト」¹に参加し、その際コンテストの運営団体であるGEILに興味をもったため入会しました。
¹…2023年8月の末から9月の頭にかけて一週間の合宿形式で行われた、GEILが企画した学生対象の政策立案コンテスト
ーGEIL内での活動は主に何をしていますか?
主に3つあります。1つ目は、社会問題や政策立案について勉強することです。GEILは社会に山積する課題に関心を持っている人やそれらに対し問題意識をもっている人がたくさんいます。メンバーたちと議論をしたり意見交換をすることを通じ、自分と異なる視点からの切り口や考え方に刺激をたくさん受けることができます。自分で勉強するだけでなく、周りの人と一緒に学び合える環境がGEILにはあります。2つ目は、広報局員としての活動です。HPを作成したり、デザイン担当として新歓活動用のビラや立て看板、「学生のための政策立案コンテスト」のリーフレットなどを作成したりしています。このような細かな活動をするにあたって、どうしたら新入生がきてくれるのか、GEILの魅力をもっと多くの人に知ってもらえるにはどうすればよいか、など考えることがとても楽しいですし、色々試行錯誤することが多くの学びに繋がっていると感じます。3つ目は、Pre GEIL³におけるCC⁴の活動です。これから始まる政策立案イベントに向けて、イベントの参加者さんが主体となって議論を進め、政策について思索してくれるにはどうすればよいかを模索しています。私自身が政策立案コンテストの参加者であったため、その経験を活かしながらイベント当日まで最善を尽くしていきたいです。
²…GEILが行うコンテストの課題文の根幹となるテーマ
³…新歓を兼ねた2日完結型の政策立案イベント
⁴…1チームにつき1名つくファシリテーター
ー活動の中で楽しいこと、やりがいは何ですか?
やはり、挑戦することであると思います。GEILの活動は、局のため、GEILのため、というように他者のために何かをする一方、それは自身の成長のためにするものでもあると思っています。自分ができることは何かと考えて、一人一人が動き、実践すること。そのような中での挑戦は間違いなく自己成長に繋がるでしょうし、失敗したとしてもそれが経験となって蓄積されます。メンバー同士助け合いながら何かを為し、それが形になった際の達成感は何物にも代えがたいです。自分を挑戦させながら、誰かのために活動すること、その過程での様々な経験がとても楽しく感じますし、同時にやりがいも感じます。
ーこれからチャレンジしたいことは何ですか?
広報活動におけるスキルを学びたいです。私たちGEILは、夏に行われる「学生のための政策立案コンテスト」のため準備をしており、自身は広報局員としてたくさんの参加者を集めたいと思っています。そのために、自分が考えていることを適切に伝えるためのコミュニケーション能力や、限られた時間の中で聞き手に魅力を伝えるためのプレゼンテーション能力を高めたいです。
ー新入生へメッセージをお願いします!
大学生になると、周りの環境が大きく変化すると思います。より多くの人と接する機会が増え、たくさんの新しいものとの出会いがあります。そんな新鮮な気持ちに楽しさを感じた人は、自分とは異なる価値観をもっている人たちと関わり活動することできる、学生団体GEILに入ってみませんか?GEILは、多様なバックグラウンドをもつ学生がたくさんいます。今までの自分の価値観を壊し、新たな学びを得たくはありませんか?今年の新歓のキャッチコピーは「自分を変えて、社会を変える 学び、考え、未来を創る」です。まずは自分を変える場に飛び込んでみるのはどうでしょうか。GEILでお待ちしてます!
インタビュー05|財務課
ーGEILに入ったきっかけは何ですか?
ビラを見て気になったので入りました。 元々社会問題に興味があったというのと、政策が面白そうだと感じました。
ーGEIL内での活動は主に何をしていますか?
現在は弊団体の財務会計全般の職務を行なっています。コンテストやその他イベントを開催する上でお金は絶対に必要ですから、そのお金の管理を主に行なっています。
ー活動の中で楽しいこと、やりがいは何ですか?
GEILで活動できること自体が楽しいと感じています。GEILの人たちは「一緒にいたい」と感じる仲間であり、一緒に同じ目標に向かって活動できることが楽しいですね。
ーこれからチャレンジしたいことは何ですか?
自分は財務課の他に運営局も兼局しているのですが、運営局員として、コンテスト参加者の皆さんが充実した時間を過ごせるよう、あらゆる方法を思案し、より良い運営を目指していきたいですね。Pre GEIL¹や2days GEIL²といった小規模コンテストも行われますから、そういったところでフィードバックをとり、「第26回 学生のための政策立案コンテスト」³に繋げていきたいと思います!また、適切にコンテストが行えるようにしっかり財務の役目を果たしていきます。
¹…新歓を兼ねた2日完結型の政策立案イベント
²…6月に行われる2日完結の政策立案コンテスト
³…2024年8月の末から9月の頭にかけて一週間の合宿形式で行われる、GEILが企画する学生対象の政策立案コンテスト
ー新入生へメッセージをお願いします!
GEILは他団体ではできない経験を積むことができる場所です。勉強会を開いてさまざまな方をお呼びしたり、大規模なコンテストを開催したりと、高校生活では経験できなかったことが経験できます。社会問題や政策に関心のある方も、大学で何しようか悩んでいる方もお待ちしております!
いかがでしたでしょうか?
ここまで読んでいただきありがとうございました。
GEIL一同、新入生の皆さまとGEILで出会えることを楽しみにしております‼