



Before GEIL || GEILに入ったきっかけは?
Before GEIL ||
GEILに入ったきっかけは?
元々入ろうと思っていた他団体との合同新歓でGEILのことを知り、GEILに惹かれました。まず、任期が1年半という点。「任期が終わった後もいろいろできるじゃん!」と思いました。
そして去年のケーステーマが「外国人政策」であったことはとても大きな要因です。帰国子女かつ在日韓国人である私は、アイデンティティや自分の法的地位について考えさせられ、時に悩まされてきました。全体の2/3が帰国子女の高校に通っていたこともあり、周りに似た悩みを持つ人は多くいたんです。
GEILでは、自分にとって身近な問題を今までとは違う環境で考えられると感じました。日本で生まれ日本人として育った人と「外国人」についてしっかり話してみたかったし、話さなきゃいけないと思っていたんです。
また、「行動」と「アカデミック」のバランスがとれている人にとても憧れていて、勉強することができる環境に身を置きたいなと思い入会を決めました。
− どんな高校時代でしたか?
のびのびとした高校生活を送っていました!GEILのような活動で言えば、高校内に人権について考える有志グループを作って勉強会を開いたりしていました。
高校3年生の時、受験が9月に終わり授業もなかったのでネパールでボランティアとして3週間過ごし、母親が日本に出稼ぎに来ているという子どもに出会えたのは思い出です。また、日本にいる移民やミックスルーツの人々を助けるために活動している、移住連というNGOでボランティアをしていました。当時は楽しかったのですが、それらの行動を振り返ってみると、「あれ、自分は何も考えずにただ行動しているだけだ」と思いました。だからこそ、大学では真剣に勉強に没頭したいなと考えていました。
GEILで活動して
GEILで活動して
− GEILに入ってからどう過ごしましたか?
大学1年生の春は、GEILメンバー向けの勉強会やフィールドワーク、政策立案会に参加していました。実はその後ほとんどGEILの活動に参加していませんでした(笑)
自然が好きで、夏休みは富士山の山小屋で1ヶ月泊まってバイトをしたり、長野の野尻湖でキャンプしたりなど、東京に全くいませんでした。
それでも夏のコンテストには全日参加して、そこでケアスタッフを担当しました。ケアスタッフの役目は一つのチームについて、食事や息抜きの時間をサポートすることです。スタッフも参加者さんもとても真剣なので、その想いに刺激を受け、感情がローラーコースターだったのを覚えています。自分にとって、夏のコンテストはかなりのターニングポイントでした。



− GEILに入ってからどう過ごしましたか?
大学1年生の春は、GEILメンバー向けの勉強会やフィールドワーク、政策立案会に参加していました。実はその後ほとんどGEILの活動に参加していませんでした(笑)
自然が好きで、夏休みは富士山の山小屋で1ヶ月泊まってバイトをしたり、長野の野尻湖でキャンプしたりなど、東京に全くいませんでした。
それでも夏のコンテストには全日参加して、そこでケアスタッフを担当しました。ケアスタッフの役目は一つのチームについて、食事や息抜きの時間をサポートすることです。スタッフも参加者さんもとても真剣なので、その想いに刺激を受け、感情がローラーコースターだったのを覚えています。自分にとって、夏のコンテストはかなりのターニングポイントでした。

− 今はGEILでどんな仕事をしていますか?
学生対応局副局長と広報局員をやっています!
最近は広報局員として動くことが多くて、GEILメンバーのインタビューの作成やウェブサイトを全般的に組みなおしたデザインの発案を進めています。

− ICUはGEIL内では少数の大学ですがどう思われますか?
GEILと大学を違う世界として考えられて、メリハリがつくのがいいです!あと、学外で活動しているからこそ、ICUの良さを再確認することが多いです。ICUはディスカッションベースの授業が多く、ちゃんと勉強する学生が多いんです。なのでGEILのように政策立案を通してアカデミックな議論をする団体はICU生に特に向いていると思います!もちろん、コンテストに参加しても楽しいと思います。
− GEIL内でのやりがいは何ですか?
コンテスト中のケアスタッフの仕事はとてもやりがいがありました!ケアスタッフはチームの政策立案には関わらないのですが、7泊8日支えてきた担当チームの最終プレゼンをみて感動してしまいました(笑)イベント全体が終わった後も、微力ながらこんなにも大規模なイベントの運営に携っていたことを実感し、嬉しかったです。あと、打ち上げ合宿も楽しかったですね!

最近のことで言うと、今インタビュー記事のデザインを担当しています。公開された記事の閲覧数などが分かるのですが、「いま足立区の誰かが読んでくださってる!」と、やったことの成果が数字として見えるので、役に立てているように感じ、とても嬉しいですね。
− GEILに入ってから知った、何らかの気づきはありますか?
自分は感覚で生きている人なんだなと感じました。本や資料などをしっかり読みこんで論理的に考えることをしてこなかったなと思います。ただ、最近は人の言うことをそのまま受け入れるんじゃなくて、きちんと自分で調べて判断しようと努力するようになりました。コロナに関しての政策なども、毎日リサーチするようにしています。他の人にとっては当たり前かもしれませんが、私にはない習慣だったので、良い影響を受けていると感じます。
− GEILに入って成長したことは何ですか?
成長と呼べるかはわかりませんが、1年前の自分と今の自分は相当変わりました。1つ上の代のすばらしい先輩に出会えて、自分が本当にちっぽけな存在だと感じることが出来ましたし、勉強を頑張るモチベーションを見出せるようになりました。
From now on || これからチャレンジしたいことは?
From now on ||
これからチャレンジしたいことは?
GEILの任期が終わるまでは、まずデザインを勉強してホームページ上での成果を出したいと思います。ケース局主催の勉強会への参加や自分なりにケーステーマについての学びを続けたいです。そして学生対応局員として、新入生との繋がり、参加者さん同士の繋がりが素敵なものになるよう活動していきたいです。
コロナウイルスのような、日常を変えてしまう危機は大人になっても何かしらの形であると思います。そういった危機を乗り越えられるように、まずは今、実家でゆっくりと学生生活を送れていることに感謝しながら、大学で批判的思考力と学び続ける習慣を身につけ、なんとか人として自立したいです。
1組織としてのGEILを観察したり、政治思想史や政治学の勉強をして「権力はいかにあるべきか」「日本は今後どういう社会であるべきか」という問いもバカなりに真剣に考えたいです。そしてなにより、自分の「こうありたい」を迷わず現実にする力をつけたいと思います。常に全力でいられる体力と気力がほしいです(笑)
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大学1年生の時、「コンフォートゾーンを抜けなきゃ」と必死で、GEILが自分とは合わないだろうなと思いながらも入りました。大学生活をなんとか有意義にしなきゃ、という焦りもありました。勝手に思っていた「大学生はかくあるべき」という幻想に振り回されていたと思います(笑)1年前の自分に言うなら、焦らずに自信とゆとりを持って、いろんな人の話を柔軟に聞きながらサークル選びをしてもよかったのかなと思っていますね(笑)もちろん、GEILを選んだのは全く後悔していませんが。

GEILは「政策立案を通して人材を輩出する」団体です。主な活動内容はイベント運営になりますが、そこには政策について勉強するメンバーだけでなく、資金調達・渉外活動を行うメンバーから当日の運営マニュアルを書くメンバーなど、本当にそれぞれ多様な活動があって成り立っている団体です。デザインスキルやプログラミングもGEILには必要です。自分がやりたいと思ったことは工夫次第でなんでもできると思います。山のようにある情報からサークルを選ぶのは大変だと思いますが、新歓説明会の中では個別相談会もやっておりますので、ぜひメンバーと直接話してみてください。そして「少しでもやってみたいな」と思ったら入会してみてください!一緒に活動できることを楽しみにしています。