コンセプト

社会変革の主体者の輩出

代表挨拶

 少子高齢化、環境汚染、安全保障...。課題先進国・日本には様々な社会課題があふれています。多くの人が不利益を被っており、1人では解決できない上に将来社会に重くのしかかる社会課題。しかし、そんな社会課題に対しどれだけ多くの人が頭を悩ませたことがあるでしょうか。ニュースや新聞で目にし、「なんとなく知っている」という人が多いのではないでしょうか。
 現状、社会課題について考えている学生は限られています。将来を担う私たち学生が今、社会課題を深く考えること。そして、自らを社会の客体、はたまた被害者だと捉えるのではなく、社会課題を解決する主体であると認識すること。これこそが、将来の日本に必要だと私たちは考えています。
 そのために、GEILのコンテストでは1つの社会課題について8日間考え抜くこととしています。現状を分析し、問題領域を特定、解決策を考える。立場の異なる人々に与える影響を吟味し、その効果を推定する。考え始めると、当初の認識より問題が根深く、様々な領域にまたがっていることに気づく...。コンテストでは、このような社会課題解決のプロセスを踏む機会を提供しています。加えて、コンテストという形式を用いることで、ひとりで考えているだけでは経験し得ない機会も提供しています。異なるバックグラウンドを持つ初対面の人とチームを組み、社会課題の現場を視察しながら、問題を多角的に捉える。その過程で自らの意見を形成して発信する。同時に自分とは異なる意見と真摯に向き合い、建設的な議論をすることで衝突を乗り越えて合意形成を行う。これらを凝縮した濃密な8日間は、参加学生が社会をより良く変えていく主体者となる第一歩になると考えています。また、全国から集まり8日間苦楽を共にした仲間は、コンテスト終了後も良き同志であることは間違いありません。
 しかし、私たちの活動は学生の力だけで成り立つものではありません。産官学民、様々な領域の方にご協力を頂いております。参加学生の立案する政策案の質の向上を願い、厳しくも温かい指摘をくださる官僚の方々。政策テーマや作成資料へのアドバイスなど、学術的にサポートしてくださる学者の方々。現場の生の声を伝え、学生が社会課題に当事者意識を持って臨めるようにしてくださる民間の方々。私たちの活動が日本の将来に資することを信じ、温かいご支援とご協力をくださる企業の方々。皆様のご協力があって、弊団体は今年で設立22年目を迎えます。参加学生が「社会変革の主体者」となるきっかけを提供し、優れた人材を社会に輩出する。そして、私たちスタッフ自身も日本の将来社会を担えるように学び続けることが、私たちの使命なのです。
 今年もスタッフ一同GEILの活動に真摯に向き合い、邁進して参ります。ご支援ご協力の程、よろしくお願いいたします。

組織体制

メンバー