学生団体GEIL五月祭パネルディスカッションのご案内

学生団体GEILは例年、東京大学本郷キャンパスで開催される学園祭である五月祭に参加しており、今年もパネルディスカッションを行います。 16日・17日ともに、様々な切り口をお持ちな有識者の方々をお招きし、一次産業に関する政策パネルディスカッションを行います。両日ともに14時から16時までの2時間で、工学部14号館2階 都市144講義室にて開催いたします。

概要

開催場所:東京大学本郷キャンパス工学部14号館2階都市144講義室

開催日:5月16日(土)、17日(日) 両日ともに14:00~16:00(開場13:50)

事前質問フォーム

企画詳細

5月16日
「一次産業を守ることは
 日本の魅力と強みを守ることにつながる」

現在、第一次産業は関連産業を含め国内生産額の約10%(114.2兆円)を占める基幹産業であるが、就業人口の高齢化と急減により食料供給基盤の弱体化や国土保全等多方面での課題が顕在化している。どんな事業や産業も、時代の課題に柔軟に対応しなくては存続が厳しい。日本の食の魅力を考え、官民で具体的に取り組んでおられるご登壇者の方々と、日本の第一次産業の未来像を議論する。
事前質問フォーム

16日の登壇者

楠本修次郎 

カフェ・カンパニー㈱ ファウンダー兼最高顧問、
農業生産法人 Japan Farm Partner代表、ZEROCO株式会社CEO、
おいしい未来研究所代表理事

2001年カフェ・カンパニーを設立、代表取締役社長に就任。コミュニティの創造をテーマに、「WIRED CAFE」など約80店舗の飲食店を企画・運営。内閣府のクールジャパン戦略推進委員会への参加や、「東の食の会」「NEXT WISDOM FOUNDATION」「フード&エンターテインメント協会」の代表理事、東京発の収穫祭「東京ハーヴェスト」の実行委員長なども務める。

清水勇人

さいたま市長

1962年埼玉県生まれ。日本大学法学部卒業後、松下政経塾(7期生)に入塾。衆議院議員秘書や埼玉県議を経て、現在はさいたま市長(5期)を務める。治安対策、教育、スポーツを通じた街づくり、スマートシティの推進に注力。著書に『さいたま市未来創造図』などがある。座右の銘は「素志貫徹」。趣味はマラソン。

松田公太

EGGS ‘N THINGS JAPAN㈱代表取締役会長、タリーズ創業者

1968年生まれ。筑波大卒業後、銀行員を経て、97年にタリーズコーヒー日本1号店を創業。2010年参院比例代表にみんなの党から立候補し初当選。16年に議員引退。現在はレストラン「Eggs ‘n Things(エッグスンシングス)」などを展開する会社代表。

三木正夫

須坂市長

1949年長野県須坂市生まれ。中央大学法学部卒業。長野県職員として秘書課長や下伊那地方事務所長などを歴任後、2004年に須坂市長に初当選。徹底した情報公開と「共創」を理念に掲げ、2024年に6選を果たす。健康長寿や田園環境の整備、市民一人ひとりが豊かさを実感できる魅力あるまちづくりを推進している。

16日のコーディネーター

渡部晶

元財務省財務総合政策研究所長、
日本政策投資銀行 設備投資研究所 上席主任研究員

1987年京都大学法学部卒業後、大蔵省(現・財務省)に入省。福岡市役所への出向や内閣府審議官、財務省財務総合政策研究所長などを歴任し、2025年より日本政策投資銀行設備投資研究所の上席主任研究員を務める。公共政策や地域振興を専門とし、地方財政や地域連携に関する執筆活動も精力的に行っている。 

5月17日
「日本の農業政策これでいいのか?」

現在、第一次産業は関連産業を含め国内生産額の約10%(114.2兆円)を占める基幹産業であるが、就業人口の高齢化と急減により食料供給基盤の弱体化や国土保全等多方面での課題が顕在化している。どんな事業や産業も、時代の課題に柔軟に対応しなくては存続が厳しい。特に、限られた農地で、限られた人手で、更に天の影響を大きく受ける第一次産業は、市場産業には馴染ぬ要素がある。これまでの政策は本当に食と命を守ってきたのか。現行農政が抱える構造的な矛盾を解明し、持続可能な食と農のあり方を議論する。
事前質問フォーム

17日の登壇者

鈴木宜弘

東京大学大学院農学生命科学研究科特任教授

農業経済学の第一人者として安全な食を支える農林水産業の振興と地域の活性化に尽力。「食の海外依存と安全性の懸念」「畳みかける貿易自由化と安全保障」「環境負荷を改善する循環型農業」「命・環境・地域を守る生産から消費までの双方向ネットワーク」「協同組合の使命」など研究領域は多岐にわたる。

福島伸享

前衆議院議員、元経済産業省

東京大学農学部農業経済学科卒業後、1995年に通商産業省(現・経済産業省)入省。2009年、衆議院議員に初当選して以降、通算4期務める。東日本大震災からの地元の復旧・復興に奔走したほか、森友学園問題では安倍晋三首相から「私や妻が関係していたということになれば、総理大臣も国会議員もやめる」との答弁を引き出す。2026年2月の衆院選で落選。著書に『エネルギー政策は国家なり』(エネルギーフォーラム社)、『生物資源アクセス―バイオインダストリーとアジア』(共著、東洋経済新報社)。

山岡淳一郎

ノンフィクション作家

「人と時代」を共通テーマに近現代史、政治・経済、建築、医療など分野を超えて旺盛に執筆。著書は『気骨 経営者土光敏夫の闘い』(平凡社)、『田中角栄の資源1戦争』(草思社文庫)、『後藤新平 日本の羅針盤となった男』(草思社)、『原発と権力』(ちくま新書)、『国民皆保険が危ない』(平凡社新書)、『あなたのマンションが廃墟になる日』(草思社)ほか多数。