【第26回学生のための政策立案コンテスト】長野県知事 阿部守一様より応援のお言葉をいただきました。

今年の8/25(日)から9/1(日)にかけて開催される、第26回 学生のための政策立案コンテストに先立ち、長野県知事 阿部守一に応援のお言葉を頂きました。

近年、世界各地で自然災害が増加する中、災害に対する脆弱性を減らし、被害を軽減していくことが国際社会の重要課題となっています。

長野県では2011年の長野県北部地震や2014年の神城断層地震、令和元年東日本台風など大きな災害に襲われ、その都度、ハード・ソフトの両面から対策を強化してきました。さらに、御嶽山噴火災害を経験した地方自治体として、火山防災対策にも積極的に取り組んでいます。

今年元旦に甚大な被害をもたらした能登半島地震は、急峻で複雑な地形を持ち、中山間地に多くの人々が暮らす地域にとって、決して他人事ではありません。

今後の高齢化と人口減少の進展を見据え、大規模自然災害等に強い国土を作るとともに、障がい者を含むあらゆる人の命を守る、誰も取り残さない「インクルーシブ防災」の仕組みづくりが急務です。そのためには、前例にとらわれない発想やアイデアが求められます。

若い皆さんには、幅広い情報分析と柔軟な発想で、これからの日本の未来を切り拓く防災政策の提案をいただけることを期待しています。



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