今年の8/25(日)から9/1(日)にかけて開催される、第26回 学生のための政策立案コンテストに先立ち、石川県知事 馳浩様に応援のお言葉を頂きました。
本年の元日に発生した能登半島地震では、家屋被害が8万棟を超えるなど能登地方を中心に甚大な被害が発生しました。6月4日時点でなお、約2800人の多くの方々が避難生活を送っています。
現在、道路などインフラの復旧が進み、8月には希望者全員が仮設住宅に入居できるめどが立ちましたが、災害廃棄物の処理、宅地内の上下水道管の修繕、介護サービスの再開、広域避難者への支援などまだまだ取り組むべき課題は山積しています。
今回の災害は、アクセスが制限された半島の先端にある、高齢化率が5割を超える過疎高齢地域で発生しました。それゆえ、救助や復旧において大変な困難があり、日本の地方における防災対策のあり方に大きな教訓を示しています。
今後は能登の復興に取り組みますが、人口減少が進む地域をいかに活性化するかについても日本の課題ではないでしょうか。日本の将来を担う学生の皆さんの活発な政策議論に期待します。