今年の8/25(日)から9/1(日)にかけて開催される、第26回 学生のための政策立案コンテストに先立ち、北海道知事 鈴木直道様に応援のお言葉を頂きました。
北海道では、平成30年9月に最大震度7を観測した胆振東部地震が発生し、大規模停電など数々の課題に直面しました。その教訓を踏まえ、本道の気象条件などを前提として、最も寒さが厳しい時期を想定した訓練を重ねています。また、日本海溝・千島海溝を震源とする巨大地震が発生することを想定し、津波被害の回避・軽減など、様々な対策を進めています。
令和6年1月の能登半島地震では、多くの尊い命が失われ、たくさんの方々が厳しい寒さの中での避難生活を余儀なくされました。北海道からも職員を被災地に派遣し、道が得てきた教訓を活かしながら、全国の自治体など皆様と一緒に支援に取り組んでいます。
日頃から災害対策に向き合う者として、学生の皆さんが柔軟な発想で、各地域の特性を踏まえながら災害について議論されることを、大変心強く思います。皆さんには、コンテストを通じて知見を広げ、全国にネットワークを結び、誰もが安全・安心に暮らす社会を支える人材となられることを心から期待しています。