【第25回 学生のための政策立案コンテスト 】日本製鉄顧問•元環境省事務次官 中井徳太郎様より応援のお言葉をいただきました。

 今年の8/27(日)から9/3(日)にかけて開催される、第25回 学生のための政策立案コンテストに先立ち、日本製鉄顧問•元環境省事務次官 中井徳太郎様に応援のお言葉を頂きました。

~応援のお言葉~

「学生のための政策コンテスト2023」にチャレンジする皆さん、気候危機と生物多様性の危機という地球環境問題は、人類にとって、2050年までのカーボンニュートラル達成、そしてそのために決定的に重要なこれからの10年における経済社会システムの大転換を迫っています。

この大変困難な課題を私たちがクリアーするためには、今回のコンテストのテーマである「科学」の叡知を総動員する必要があります。すなわち、カーボンニュートラルや自然生態系の再興を達成するためには、「循環」と「共生」という地球の生態系や物質循環システムをサステイナブルに保つ原理を「科学」によって紐解きながら、エネルギーや資源循環、自然生態系分野における個々の具体的な科学技術のイノベーションを確立し、それを経済社会システムに実装しなければなりません。

「科学」を活用して経済社会システムを改革し、人類の危機を乗り越え三千年の未来を切り開く、骨太の政策提案となることを、大いに期待しています。

   中井徳太郎様  

1962年生。1985年東大法学部卒業後、大蔵省入省。富山県生活環境部長、財務省広報室長、東大医科学研究所教授、財務省主計官等を経て、東日本大震災後の2011年7月環境省に。廃棄物・リサイクル対策部長、総合環境政策統括官等を経て、2020年7月環境事務次官。2022年7月退官。9月より、日本製鉄顧問。

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