【学生のための政策立案コンテスト 2022】労働政策研究・研修機構研究所長 濱口 佳一郎様より、応援のお言葉をいただきました。

 今年の8/27(土)から9/3(土)にかけて開催される、「学生のための政策立案コンテスト 2022」に先立ち、労働政策研究・研修機構研究所長 濱口佳一郎様に応援のお言葉を頂きました。

 いま、「労働」は大きな変容のさなかにあります。世界的には「第四次産業革命」とも言われるデジタル化の中で、産業革命以来2世紀の間近代産業社会の基本構造をなしてきた「職務」に基づく雇用システムが揺らぎつつあります。他方日本では、戦後高度成長期に確立した諸外国とは対照的に「社員」として会社に所属する雇用システムが、働き過ぎ、ワークライフバランス、ハラスメントなどさまざまな領域で矛盾を露呈しながらも、なお強固に維持され続けています。労働をめぐる議論はそれゆえ、いくつもの論点がねじれたり、癒着したりしながら、混迷の度を深めています。
 学生たちは、自分自身がまもなくその変化の怒濤の中に身を投じる立場にありつつも、それを客観的に観察する政策立案者の立場に身を置いて、人が社会の中で働く仕組みとはいかにあるべきかを考え抜くことができます。それが学生の特権です。考え抜いて下さい。

濱口佳一郎様

 東京大学法学部卒業。労働省入省後、欧州連合日本政府代表部一等書記官を務め、2003年に東京大学大学院法学政治学研究科附属比較法政国際センター客員教授を経て、 政策研究大学院大学教授となる。2008年に労働政策研究・研修機構労使関係部門統括研究員となり、2017年からは労働政策研究・研修機構研究所長を務める。

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