今年の8/27(土)から9/3(土)にかけて開催される、「学生のための政策立案コンテスト 2022」に先立ち、東京大学総長 藤井 輝夫様に応援のお言葉を頂きました。
「学生のための政策立案コンテスト2022」の開催を心よりお慶び申し上げます。
現代は、様々な人類史的な課題が我々の目の前に突きつけられている時代であるといってよいでしょう。今回のテーマである「働き方」は、変化の大きな今の時代において、一人一人のwell-beingをいかにして実現するか、という観点からも再点検が求められていることのひとつです。多様な働き方の実現のためには、これからを担う世代を含め、様々なバックグラウンドをもつ人々の間での対話が不可欠です。今回のコンテストで、全国から集まった学生の皆さんがお互いに議論することを通じて、これからの「働き方」に関わる優れたアイディアが創り出されることを期待しています。
東京大学もまた、教育研究ひいては公共を担う組織体として、特に人材育成や多様性と包摂性といった視点から、このテーマに取り組みたいと考えています。
皆さんの学生ならではの自由かつのびのびとした提案を楽しみにしています。
藤井輝夫様
東京大学第31代総長。東京大学工学部を卒業し、同大学院工学系研究科博士課程を修了。同生産技術研究所助教授、理化学研究所研究員を経て、2007年東京大学生産技術研究所教授、2015年同所長。2018年より東京大学大学執行役・副学長、2019年より同理事・副学長を務め、2021年4月より現職。