【過去参加者インタビュー】学生のための政策立案コンテスト 2020 Hさん

イベント情報

12日間にわたる政策立案コンテストの、決勝プレゼンテーションが9/4に行われます。現在Youtubeでの無料観覧を募集中ですので、ぜひ学生たちの議論の結晶をご覧ください!

学生団体GEILは2020年8月23日(日)から9月6日(日)、オンラインにて政策立案コンテストを開催いたしました。

昨年度のコンテストテーマは「教育格差」。全国から集まった学生が問題解決のためにできることは何か。学生である私たちが、日本全体を俯瞰する国の視点から、意見をぶつけ合い、議論しつくした11日間でした。

今回はHさん(写真中央下)のインタビューを紹介します!

「様々な価値観を持つ人と議論することについて」や「参加者だからこそ感じるコンテストの魅力」などを語ってくださいました。

Hさん(写真中央下)

―コンテストに参加する前は、教育格差についてどのような考えを持っていましたか?

高校生の時にミャンマーの難民支援をする団体に所属していて、そのときから教育問題についてすごく興味を持っていました。しかし、大学生になり、Learning for Allで学習支援のボランティア に参加してはじめて日本の中でも教育格差の問題があることを知り、そこから日本の教育格差に問題意識を抱くようになりました。さらに、教職課程を学ぶ中で、ボランティアでは大学生として実情を知るだけに限られていたものが、先生が実際に研究している問題について話を聞いたりする機会を得ました。そこで自分にとってより身近なこととして捉えることができ、経験と授業で学んだことを実際に関連付けて考えていくことで問題意識が強まりました。

~多様な価値観、長所のあるチーム~

―チームでの議論で感じた考え方や価値観の違いはありますか?

はい。価値観の違いがあって、色々な意見が出てきます。同じことを話していても自分が今まで持っていた考えとは違うものになることで、「そういう考えもあったんだな」と感じられたり、そこから自分の考えが深まっていくこともあって、すごくいい経験になっていると感じています。

―チームで戦略策定する中で、自分の心に響く瞬間はありましたか?

Missionを読み解く中で、メンバーのうちの一人が提示してくれた考え方が強く印象に残っています。私は今まで、「教育格差」の定義を「生まれ育った環境によって、受けることができる教育に格差が生まれること」すなわち「教育における」ものとして捉えていましたが、メンバーの一人が、「教育格差」という言葉は、「教育における格差」を示しているのか、それとも「教育がもたらす格差」を表しているのか、といった点において、非常に漠然としている。ゆえに、これから議論を進めていく前段階として、どの意味での「教育格差」に着目していくのかについて考えていかなくてはいけない」と話していました。
「教育格差」を前者の文脈で捉えていた私にとって、このような発想がとても新鮮であったと同時にとても共感した部分であったのですごく印象に残っています。

―チームでの議論で面白いと感じたところはありますか?

チームで戦略策定していく中で「いいな」と思った部分は、皆得意な部分が違っているところです。例えば議論している内容を図式化することが得意な人がいたり、具体的な案を出すのに長けている人がいたり、自分の経験から様々な考えを出せる人がいたり。チームのメンバーがそれぞれの強みを活かして議論できているというのが、私のチームでは印象的です。

~さらに広い視点を得たコンサルテーションやヒアリング~

―ヒアリングやコンサルテーション、特別講演を通して自分の価値観などに変化はありましたか?

教職課程を履修していることやボランティア活動、アルバイト等の経験から、教育については色々と学んできたつもりでいましたが、ヒアリングやコンサルテーションを通して幅広い分野でご活躍されている方々のお話を伺うことで、現状として起きている問題を生の声として聞くことができ、自分が今までにいた世界はごく限られた部分である、と自分の無知を改めて実感しました。

またコンサルテーションで、政策を普段考えている方から、教育の部分だけでなく「現実味を持たせる必要がある」など、政策立案で大切なことを知ることができて勉強になった。こういう視点で考えていかないといけないんだなということを直視させてもらいました。

振り返ってみると、基調講演で相澤先生がおっしゃっていた「日本の広さを知ることに貪欲になろう」という言葉がまさに表していて。視野を広げ、社会をより大きなものとして捉えていきたいです。

―ヒアリングやコンサルテーションを経て、話し合いの内容や密度に変化はありましたか?

私たちのチームは問題領域をとても幅広くとっていたのですが、コンサルテーションで、問題領域をもう少し絞ってみても良いという指摘をいただきました。これによって、今までの問題領域の中から一番重視すべき点が明らかになったので、(コンサルテーションが)活かされたと感じました。

この問題領域を絞っていく段階が私たちのチームで苦労した点なんですが、そこについて考えることがより良い政策を考えることにつながっていると思います。問題を列挙するところではたくさん出てくるんですけど、メンバーの間でもここが大事だと思うという点が違ったりして、その共通点をみつけて絞っていくのは大変でした。

~最後に~

―政策立案の醍醐味はなんですか?

今まで自分は政策立案という過程を経験することがありませんでした。教育について考えるだけだと「実際にどうアプローチすれば問題が解決するのか」ということをそこまで踏み込んで現実的に考えることがなかったです。政策立案は大学生になって学んできたことをアウトプットする非常に良い機会であると感じています。また、問題を解決しようというときに、自分の理想だけではなく、予算などの現実的なことを考えていかないと問題解決にはつながらないということをヒアリングやコンサルテーションを通して学ぶことができました。

いかがでしたか?

お忙しい中、インタビューに応じてくださったNさん、Hさん本当にありがとうございました!

現在、夏に開催いたします「学生のための政策立案コンテスト 2021決勝プレゼンテーション」観覧者を募集中です。全国の大学生・大学院生の12日間に渡る議論の結晶をご覧ください。

Youtube上での観覧で観覧費はかかりません。

Follow me!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です